両扉式恒温器

装置概要

  • 最も一般的な、生産用の両扉仕様熱処理炉です。
  • 本装置は親子台車方式を採用し、台車の上に槽内設置用の台車を載せ、外部で試料をセットした後、装置前面へ運び、子台車のみ槽内へ入れます。槽内はガイドレールで定位置に試料が収まるようになっています。
  • 冷却ブロアーを装備し、通常の恒温器と比較して温度降下時の時間短縮で、処理回数増を図っております。

主な用途

重量物などの熱処理。テフロン焼成、カーボン、水分乾燥、塗装の乾燥。

両扉式恒温器

特長

  • 親子台車方式
    炉内が完全に冷えなくても子台車の出し入れができるので、入替用の子台車にワークを積んで準備しておけば、作業時間の短縮ができます。
  • 表面温度の上昇を抑えています
    扉前面の上下にスリットを入れて、表面温度の上昇を抑えています。
両扉式恒温器
同方式の製作事例

最高温度 150℃
装置下部にハンドリフター用のスリットを
設けております。 

装置仕様
項目 内容
 品 名  両扉式恒温器
 方 式  熱風循環方式
 温度範囲  RT+40℃~+400℃
 炉内寸法  W1600×H1400×D1000 mm
 装置外寸法  W2400×H2000×D1500 mm
 付属品  親子台車

こちらの記載は基本的な仕様です。貴社の御使用条件に合わせ、設計製作いたします。

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