連続式アニール炉

装置概要

本装置はメッシュベルト搬送式のアニール炉です。ヒーターは上下加熱方式を採用し、試料に対し最適な温度分布が得られます。断熱材はアルミナボードを使用して省エネ化を図り、また断熱材と外装の間にはエアー断熱部を設け外壁温度を低く抑えた上、機械部は全てケース内に内蔵した安全設計となっています。

連続式アニール炉
アニール炉外観

特長

  • 断熱材と一体型のヒーターを使用していますので熱効率が良く省エネです
  • 試料に対してヒーターを上下に配置していますので温度分布が良い
  • 外装にフルカバー方式を採用し、安全と美観を重視した設計です
 炉体部 3回路上下加熱式
 駆動部 メッシュベルトコンベアによる連続搬送方式
 電源部 温度制御、搬送スピード制御、各種警報装置
連続式アニール炉

◀ 同方式の製作事例
  最高温度 600℃
  加熱部3回路
 メッシュベルトコンベア方式 

電気炉 仕様
 炉内寸法  W570×H200×L2550mm
 装置外寸法  W1060×H1300×L3950mm
 温度条件  常用温度 500℃  最高温度 600℃
 発熱体  ボード一体型金属発熱体 上下加熱 3回路
 断熱材  セラミックファイバーボード、ブラケット
 外壁温度  室温+30℃
 搬送方式  メッシュベルトによる連続搬送
 ベルト材質  SUS310S
 搬送スピード  80~400 mm/min インバーター制御
 付属機器  炉出口に冷却ファン設置
 電気容量  AC3φ 4W 380/220V 60Hz 20KVA
 制御方式  3回路独立 PID制御
 取付計器  温度調節器×3 SSR×3 温度記録計
 安全装置  温度過昇防止器、断線警報、過負荷警報、搬送異常警報

この電気炉仕様は一例です。ご使用に合わせ設計製作いたします。

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