装置概要
この温度勾配炉(ラボッタ)は、炉内を炉長方向に6回路の温度制御を行い、500~1000℃(700~1200℃)の温度範囲で一定の温度勾配を持たせることが出来る電気炉です。
炉内の白金試料板へ炉長方向に試料を並べ加熱することにより、各温度での変化状態を正確に確認する事ができます。
主な用途
・熱処理プロファイルの構築
・熱処理過程の試料 焼きシメ 収縮検査
・熱処理温度による試料重量測定 X線解析への展開
・熱分析測定サンプルの作成
・熱エネルギー基礎実験

装置仕様 | ||
型 式 | GM-N16K | GM-N16P |
電気容量 | 200V 1.2KW | 200V 1.2KW |
炉内寸法 | φ24×L380mm | φ24×L380mm |
最高温度 | 1000℃ | 1200℃ |
温度勾配範囲 | 500~1000℃ | 700~1200℃ |
発熱体 | 金属ヒーター | 金属ヒーター+白金ヒーター |
制御方式 | 6回路独立制御 温度記録計付 |
* 隣接ゾーンとの温度勾配 最大100℃
* 標準品は最高温度1000℃ですが、高温用として最高温度1200℃のものも製作いたします。
炉内温度勾配データ表

