大型熱処理炉 (ハンドリフター+ラック)

装置概要

  • 複数枚の板状ワークを専用ラックに隙間をあけて積載し、ハンドリフターで炉内へ搬入します。
  • 本装置は大量に、分布良く焼成できるように、本体構造を工夫して製作しています。
  • ハンドリフターはラックの長さに合わせた特殊仕様です。

主な用途

有機EL基板のエージング、液晶用ガラスの熱処理、太陽電池用ガラス基板の熱処理、塗装乾燥

大型熱処理炉

特長

  • 温度分布が優れている
    ワーク表面の温度分布 ±5℃以内 (at150℃)
    (ガラス板 W1100×D1400×t4~5mm 25枚焼成時)
  • 使い勝手が良い
  • ハンドリフターが常に定位置にセットできるように、本体下部にガイドを装備。
  • 作業者の安全性に考慮
    扉にリミットスイッチを装備し、万一運転中に扉を開けると、モーターとヒーターを停止します。このとき熱風も止まりますので、作業者の火傷に対する危険性が低くなっています。
装置仕様
項目 内容
 品 名  大型熱処理炉
 方 式  熱風循環方式
 温度範囲  RT+40℃~+200℃
 炉内寸法  W1600×H1500×D1700 mm
 装置外寸法  W2500×H2600×D2200 mm
 炉内床面耐加重  Max 800 kg
 付属品  ハンドリフター、ラック

こちらの記載は基本的な仕様です。貴社の御使用条件に合わせ、設計製作いたします。

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