装置概要
- 換気しながら熱処理できる、余裕のパワーを持った強制排気方式の熱処理炉です。
- 熱処理時、試料からガス、またはバインダーが発生しても一定量を換気できます。
- 試料からガスが発生した時に、そのガスを排出しながら熱処理ができます。
- 降温時に排気ブロアーを動作させて、外気を導入し温度降下時間を短縮できます。
主な用途
コンデンサ脱媒、コンデンサ脱脂、塗装乾燥、ゴムの熱処理、フッソコーティングの熱処理
特長
- 十分なヒーター容量を装備しています。
- 換気しながら熱処理ができ不要なガスを槽外へ出します。
- 温度降下時間を短縮できるので工程時間も短縮できます。
装置仕様 | |||||
項目 | 内容 | ||||
品 名 | 定量換気・強制排気式熱処理炉 | ||||
方 式 | 熱風循環方式 | ||||
温度範囲 | RT+40℃~+450℃ | ||||
炉内寸法 | W600×H1000×D800 mm | ||||
装置外寸法 | W1400×H2200×D1200 mm |
全排気式乾燥機
装置概要
- 全排気しながら熱処理できる十分なヒータ容量を装備しています。
- 熱風循環式でなく、全排気式なので試料からのガス、又はバインダーが発生しても、一方向に排気します。よって試料から発生したバインダー等の試料への再付着、ヒーターへのバインダーの付着はありません。
主な用途
ゴムの熱処理、フッソコーティングなどの熱処理、溶剤ガスが発生する試料の熱処理
特長
- 炉内を通過した熱風は、ヒーターに接触しない特殊構造。
- 炉内を熱風が循環しないので、バインダー等は試料に再付着しない構造です。
- 試料から可燃性ガスが発生しても、全排気式なので加温ヒータへは接触しない構造にて安全性を高めています。
- 熱風循環式と比べ、全排気式はヒーター容量を大きくする必要があり、電気代コストは高くなります。
装置仕様 | |||||
項目 | 内容 | ||||
品 名 | 全排気式乾燥機 | ||||
方 式 | 全排気方式 (熱風ワンパス式) | ||||
温度範囲 | RT+50℃~+160℃ | ||||
炉内寸法 | W900×H1500×D1000 mm | ||||
装置外寸法 | W2000×H2300×D1300 mm |
こちらの記載は基本的な仕様です。貴社の御使用条件に合わせ、設計製作いたします。