酸化雰囲気 超高温電気炉 KB/KLシリーズ

装置概要

KL/KBシリーズの小型電気炉は、発熱体にランタンクロマイトのケラマックス・ユニットヒーターを採用した超高温電気炉です。
KL(最高温度1900℃) KB(最高温度1800℃)の2種類があります。KLは断熱材にアルミナ耐火物、KBはアルミナボードを使用しています。KL、KBともにケラマックス・ユニットヒーターの特性を生かして設計されており、大気中で容易に超高温が得られます。

酸化雰囲気 超高温電気炉 KB/KLシリーズ
KL2030D 熱電対/放射温度計自動切替付仕様

特長

  • 常用温度まで約7時間(無試料)で昇温します
  • 炉内均熱域が大きく高温でも安定しています
  • ケラマックス・ユニットヒーターの熱効率が非常に良いため、消費電力が少なく経済的です
  • 構造が簡単で、発熱体の交換も容易に行えます
  • 高精度の温度制御が行えます
  • 熱電対断線時には、サーマルショックによるヒーターの破損を防止します
  • 停電発生時にも、サーマルショックによるヒーターの破損を防止します
仕 様
 型 式 KB-2030D KL-2030D
 炉内寸法 W200×H200×D300mm
  外形寸法 W670×H1650×D700mm  W700×H1650×D800mm 
 最高温度 1800℃ 1900℃
 常用温度 1750℃ 1850℃
 昇温時間 常用温度まで 約6時間 常用温度まで 約7時間 
 温度分布 約 ±3℃ (有効寸法内無試料 at1700℃)
 一次電源 AC200V 1φ  50/60Hz
 設備容量 8kVA 14kVA
 ヒーター容量 7kW 13kW
 断熱材 アルミナボード アルミナ耐火物
 温度制御 プログラムPID連続制御
 温度測定 熱電対 PR20-40 熱電対 PR20-40と
放射温度計の自動切換え
 雰囲気 酸化雰囲気 (大気)
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