装置概要
生産用として大量の試料を焼成するためのロータリーキルンです。オートフィーダーを取り付けることにより、試料の連続投入が出来ます。電気炉部は3回路制御となっており、均熱長が長く取れます。
特長
- 炉心管の回転数、傾斜は任意に可変することができ、投入量、滞留時間を調整することが可能です。
- 御使用になる試料の形状、炉内雰囲気に合わせて炉心管を容易に交換できます。
- 生産量に合わせ、二連式の製作も可能です。
- 炉の部分は二つ割構造になっており、炉心管を簡単に交換できます。
- 生産において省スペースと省エネルギーが図れます。
- 独自の定量送り込み装置により、安定した試料供給が可能です。
連続式ロータリーキルン
試料ホッパー、フィーダーを取付け、試料の投入、取り出しを自動化することにより、24時間無人で運転することも出来ます。
| 連続式ロータリーキルン | ||
| 大気仕様 | 雰囲気仕様 | |
| 雰囲気 | 大気（酸化雰囲気) | 雰囲気（大気およびガス雰囲気) |
| 回転数 | 1～10rpm | |
| 発熱体 | 炭化ケイ素発熱体 | |
| 発熱体容量 | 16ｋW (4・8・4の3ゾーン) | 16ｋW (4・8・4の3ゾーン) |
| 加熱室寸法 | W200×H250×L1000mm | W200×H250×L820mm |
| 炉口寸法 | φ120mm | |
| 炉心管寸法 | φ110×φ95×L1900mm | φ114.3×φ98.3×L1780mm |
| 最高温度 | 1500℃ | 1400℃ |
| 常用温度 | 1400℃ | 1300℃ |
| 制御方式 | PID連続制御方式 | |
| 炉心管 材質 | 使用可能温度 | 雰囲気 | ||
|---|---|---|---|---|
| 金属 | ステンレス | SUS310S、SUS316L等 | ～1000℃ | 可 |
| インコネル | 高Ni－高Cr合金 | ～1000℃ | 可 | |
| ニッケル | — | ～1000℃ | 可 | |
| セラミック | 多孔質ムライト | 炉の最高温度に準じる | 不可 | |
| 多孔質高純度アルミナ | 不可 | |||
| 微密体ムライト | 可 | |||
| 微密体アルミナ | 可 | |||
| 高純度アルミナ | 可 | |||
＊上記以外の温度のものも製作致します。