装置概要
本装置は、常用1000℃の連続運転可能な小型炉に金属ケース(マッフルケース)を取り付け、不活性ガスを導入し非酸化状態で、木材などの炭化焼成を行う炉です。そのときに発生する水分、生成物、乾留液等は下部にセットされたタンクに回収されます。多くの木材に対応した高性能な実験用炭化炉です。
装置の特長
- 簡単な操作により、非酸化焼成が出来ます
- 熱効率に優れた省エネ設計です
- 炉体、制御部、タンクを一体化した省スペース設計です
オプション
- 温度記録計
熱処理の記録に(アナログ、デジタル、ハイブリッド)各種ご用意できます - 独立型温度過昇防止器
過熱防止用検出端と、警報計を二重化し安全性を更に増強 - 爆発ベント
- 脱臭装置
仕 様 | ||||
マッフル内寸法 W×H×D mm |
125×125×270 | 200×200×320 | 200×200×470 | |
一次電源 | AC200V 単相 50/60Hz | |||
ヒーター容量 | 3.5kW | 6kW | ||
最高・常用温度 | 1000℃ | |||
雰囲気 | 不活性ガス雰囲気 | |||
マッフルケース材質 | SUS310S | |||
発熱体 | 金属発熱体 | |||
制御方式 | PID連続制御 | |||
プログラム機能 | 8ステップ 8パターン |