装置概要
従来の粘度測定において、104Pas(105poise)の領域は回転式では測定が難しく、またJIS-R3103-1による軟化点測定法では試料の作成が容易ではありませんでした。本装置は平行面を有する試料を加熱・加圧する平行板測定法によって、103~108Pa.s(104~109Poise)を連続的に測定する装置です。
*参考文献:白石裕 R,Meister 東北大学選鉱精錬精錬研究所報告第868号(1982)

特長
- サンプル容積が小さいため温度誤差が少ない。
- パソコンによる自動運転、粘度計算・グラフ化が可能です。
- サンプル作成が比較的容易です。
仕様および装置構成
仕 様 | |
粘度測定範囲 | 103~108 Pa.s(104~109poise) |
炉体寸法 | W350×D350×H800mm |
温度範囲 | 400~1,100℃、または400~1350℃ |
発熱体 | 1100℃タイプ:カンタルAF、 1350℃タイプ:白金 |
変位検出器 | 作動トランス 0~10,000mm |
試料形状 | 径=7~10mm 高さ=5~7mm 容積:400mm3以下 |
制御盤寸法 | W570×D450×H750mm |
コンピューターシステム | ノートPC、A4プリンタ、測定運転・データ処理ソフト |
* この仕様は改良のため変更することがあります。
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