装置概要
本装置はガラスの溶解を目的とした装置です
本装置は、炉底昇降式で炉材にアルミナファイバーボードを使用したものと、耐火物仕様の2機種が有ります。アルミナファイバーボードを使用したものは、前面扉付のため溶融ルツボは前面からも取り出し可能です。オプション仕様等の追加で、試料攪拌を行ない炉底よりガラスを流出させ粉砕機に流し込む事や、型流し等の一連の作業が出来ます。
特徴
- アルミナボード仕様は断熱性にも優れ省エネ設計です。
- オプションが豊富で、炉底からのガラス流出、攪拌、粉砕など本格的なガラス溶解炉としてお使いいただけます。
- 電気炉だけではなく、ガラス流出に対しても数々の安全設計を装備しています。
オプション
- 試料攪拌機構 (溶解ガラスの脱ガス、脱泡)
- プランジャー機構 (ガラス流出量の調整)
- シャッター機構
- 底抜き機構
- 1段又は2段のローラー式粉砕機構
- ノズル直通電機構 (ガラス流出ノズル部の加熱)
- 炉底部自動昇降
白金関係のオプション
- 溶融ルツボ
- 長ノズル直通電付溶解ルツボ
- 攪拌羽根
- プランジャー
仕様 NGV・SFV | ||||
型 式 | アルミナボード仕様 | 耐火物仕様 | ||
NGV-1515D | NGV-2626F | SFV-1515D | SFV-2626F | |
炉底寸法 W×D mm | 150×150 | 260×260 | 150×150 | 260×260 |
炉内寸法 W×H×D mm |
200×200×250 | 300×300×350 | 250×200×250 | 350×300×350 |
一次電源 | AC200V 1φ | |||
設備容量 | 6.5KVA | 10.5KVA | 15KVA | 25KVA |
ヒーター容量 | 5.5KW | 9KW | 12KW | 22KW |
最高温度 | 1600℃ | 1550℃ | ||
常用温度 | 1550℃ | |||
昇温時間 | 90分 | 10時間 | ||
温度分布 | ±5℃ (有効寸法内無試料安定時) | |||
雰囲気 | 大気 | |||
発熱体 | 二硅化モリブデン | |||
制御方式 | PID制御 | |||
処理ルツボ | φ100×H130 | φ130×H150 | φ100×H130 | φ130×H150 |
炉底昇降方式 | 手動式 バランスウエイト方式 |