【日本シールドエンクロージャー株式会社 製品】
装置概要
シールドルームとは、外部からの電磁波の侵入、室内で発生した電磁波の漏洩を遮断する設備です。
近年、携帯電話や地上波デジタル放送などの無線環境の急速な進歩により、EMCへの関心は益々高まっております。 特に産業分野においてシールドルームは必須の設備であり、使用目的、用途によりこれまで様々なご要望が求められております。
日本シールドエンクロージャーは、お客様に最適なシールドルームをご提案します。
又、他社メーカー製品でも改造等ございましたら、ご相談下さい。
J-NP用シールドルーム
<用途>
無線機器の研究開発用として。各種電子機器のEMC評価用シールドルーム
<特徴>
- 移設作業も容易です
- シールドルームは、内側から組み立てを行う為、外側の作業スペースが100mm以内でも行えます。
- パネル材はオプションで焼付塗装にできます。標準はガルバリウム鋼板。
- 電波吸収体を貼り付ける事により、電波暗室へ改造が可能。
- 自社にてパネル・扉などの部材を製造しておりますので、ご利用環境に合わせて、お客様のご要望に合わせた設備を準備致します。
BCI試験用シールドルーム
<用途>
BCIプローブを使って試験台上の被試験ハーネスに妨害電流を注入するイミニティ試験用シールドルーム
<特徴>
- 95/54/EC・SAE・JASO/ISO11452等の規格に対応
- フェライト電波吸収体を貼付、電波暗室に改造可能
- 鋼板机からのグランドを確実に取れるように、机にねじ穴加工及び金具も準備可能です。
伝導妨害波(雑音端子電圧)測定用シールドルーム
<用途>
伝導妨害波(雑音端子電圧)測定とは供試機器(EUT)から電源線へ漏洩する雑音(ノイズ)を計測する装置です。
外乱影響を受けにくく 測定精度が上がります。
<特徴>
- EN・CISPR・FCC・VCCI・電気用品安全法等の規格に対応
- 供試機器(EUT)の大きさによりシールドルーム寸法は変更可能
- 測定電源容量に合わせ準備可能
妨害波電力(雑音電力)測定用シールドルーム
<用途>
供試機器(EUT)への供給電源線及び、リード線から漏洩する妨害波電力を計測します。
<特徴>
- EN・CISPR・FCC・VCCI/電気用品安全法等の規格に対応
- 伝導妨害波(雑音端子電圧)測定も可能
- クランプ走行台を準備可能(オプション対応)
- 電源回路に電源フィルタを装備し外部からの雑音を除外します。
J-ME-150型防音シールドルーム
<用途>
医療用として脳波検査、筋電図検査。研究用として動物生理実験に活躍しています。
・心理学研究等を目的としてもご利用頂けます。
<特徴>
- 本装置は防音室と電磁波シールドルームを組合わせた多目的試験装置です。
- 遮音と電磁波シールドが一体となった外部パネルと吸音を目的とした内部パネルの二重構造プレハブ方式で組立が容易、移設も可能です。