【昭和電工アルミ販売株式会社 製品】
高効率 廃熱回収システム 高温から低温域まで対応します
サーモコイル/ヒートパイプ
■サーモコイル®とは
サーモコイル®はフィンをつけたヒートパイプを段積み方向、奥行き方向に並べ、中央を仕切って片側に低温ガス、反対側に高温ガスを流すことによって、熱交換をさせる排熱回収用熱交換器です。
*サーモコイルの名称は登録商標です。
■ヒートパイプとは
ヒートパイプは離れたところに熱を効率よく移動させることができる熱伝導素子です。
ヒートパイプは容器内部に作動流体を入れ、その他のガスを切り除き密閉状態にしたものです。
ヒートパイプの片側を加熱すると、作動流体が沸騰し蒸気となり、高速で被加熱側に移動します。蒸気はそこで放熱し、液に戻り重力によって加熱側に戻ります。
電気炉への製作事例
ヒートパイプ式熱交換器
■概要
フィンをつけたヒートパイプを並べ、中央を仕切って片側に高温ガス、もう片側に低温ガスを対抗流に流す気体対気体の熱回収装置です。
■特長
- 効率、低圧損でコンパクトである
- 給排気混交が非常に少なくクリーンな熱風が得られます
- 熱回収のためのランニングコストが不要
- 広い温度範囲で使用可能
0℃以下~Max430℃ - 優れた耐久性、長寿命
- 駆動部が無いために機械的な故障が無い
- 互いに独立しており運転の自由度が高い
- 稼働条件に応じて材質の組み合わせ変更が可能
エコノマイザー
■概要
エコノマイザーとは、ヒートパイプ式熱交換器が気体対気体の熱交換器であるのに対して、排ガスで水を加熱し温水として取り出す、気体対水の熱交換器です。
■特長
- 多数本のヒートパイプが独立して構成されているため、一部が破損しても熱交換器の機能を維持することが可能。また水が排ガス側に漏洩することが無い。
- 水側の伝熱面積を小さく出来るために、排ガス側のヒートパイプの間壁が高く保持でき、酸露点腐食を回避できる。
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