過熱水蒸気について

―過熱水蒸気とは―

沸点より高い温度の乾いた水蒸気のことです
100℃で蒸発した飽和水蒸気を、常圧のまま更に高温度まで加熱した無色透明のH₂O気体状態を指します。

―過熱水蒸気の特徴―

〇比熱はAirの約二倍で、複合伝熱(伝導、輻射、対流、凝縮)により短時間焼成が可能です。
〇浸透作用で、非加熱物と接触面積が大きく均一に加熱が可能です。
〇焼成雰囲気下において低酸素処理が可能です。
〇短時間処理にて、ランニングコストの低減で省エネやCO₂削減に繋がります。

―過熱水蒸気の効果―

成形助剤を用いる脱脂工程で、残留炭素含有率を低減
浸透作用と低酸素濃度により、酸化による発熱反応を抑制することで急激な熱分解(製品の内部欠陥)を防止することができます。

―製品紹介―

〇過熱水蒸気実験炉

〇過熱水蒸気雰囲気炉

〇水蒸気腐食加速試験装置

〇過熱水蒸気ユニット

Scroll to Top